窃盗(万引き)を繰り返してきた被告人について、執行猶予がついた事例。
状況・ご相談内容
Aさんは、万引きを繰り返す中で、家族から見放されている状態でした。
Aさん自身、万引きを繰り返してしまうことに悩んでいました。
結果
Aさんに、クレプトマニアの診察を行う医師のカウンセリングを受けてもらいました。
Aさんのご家族には、Aさんの万引きには病的側面があり、立ち直るためにはご家族の協力が必要であると説得し、ご家族の協力を得ることができました。
これらの事情を裁判で説明し、執行猶予判決を得ました。Aさんは、裁判結果はもちろん、弁護人が間に入ったことで家族との関係も良くなったことを喜んでいました。